NFT転売(せどり)で利益を出すやり方と攻略手法5選【失敗例あり】

知りたいひと「NFT転売で利益を出したいな。利益を出せる具体的なやり方が知りたいな。」
このような悩みに答えます。
この記事を読んでわかること
- NFT転売で利益を出す攻略手法5選
- NFT転売のメリット
- NFTアートの購入手順
- よくある質問Q&A
個人投資家27歳男。
ブロガー兼メディアライター。
仮想通貨・NFTを複数保有
NFT転売とは
NFTを入手し、入手価格よりも高い値段で売ること。
本記事ではこのNFT転売で利益が生み出す具体的なやり方、攻略手法を解説します。
「え、そんな簡単な方法で?!」ときっと思うはず。ぜひ最後までご覧いただければと思います。
なお各手法はNFTをある程度触ってれば知ってるひとがほとんど。ですから、知らないものがあったら早速インプットして実践しましょう。
それではよろしくお願いします。
記事の内容
NFT転売(せどり)で利益を出すやり方と手法5選

NFT転売で利益を出す攻略手法は次のとおり。
- その①:ホワイトリストでNFTをゲット
- その②:インフルエンサーがマーケ担当のNFTを購入する
- その③:Giveaway企画でNFTを入手する
- その④:高速MINT botを活用【エンジニア向け】
- その⑤:短期売買を繰り返す
順番に見ていきましょう。
その①:ホワイトリストでNFTをゲット
王道の手法として「ホワイトリストをゲットして、安くNFTをゲットする」という戦略があります。(イケハヤさんも教材内で定番手法として紹介)
具体的には以下のようにホワイトリストを貰って、安く有望なNFTを獲得できればほぼ勝ち確定でしょう。
ホワイトリスト獲得後の流れ
- 有望なプロジェクトのWLを入手
- リリース当日にミント(購入)する
- パブリックセール後、値上がりしたら即売却
このホワイトリストの獲得方法は次のとおり。
ホワイトリスト獲得方法
- ①:プロジェクト関連のNFTを保有する。
- ②:プロジェクトの運営メンバーになる。
- ③:コミュニティでもらう
- ④:Giveawayでもらう
筆者の経験をベースにいうと、コミュニティ内で情報をゲットし、貰うのが現実的です。具体的にはコミュニティの運営するDiscordに入って応募することになります。
※下はNFT Marketing OrchestraというDiscordのスクショ

NFTのホワイトリスト(WL)とは【獲得方法4つと入手後の流れ】
この記事はNFTのホワイトリスト(WL)の概要、獲得方法、獲得後の流れをまとめます。NFTプロジェクトのホワイトリストを入手できれば、NFTがお得に入手可能。入手のためにうまく立ち回りましょう。
その②:インフルエンサーがマーケ担当のNFTを購入する
また認識しないといけないのは、現状NFTは「マーケティング」「セールス」の力がかなり重要だ、ということです。
その点で有名人、インフルエンサーがマーケ担当のNFTプロジェクトは宣伝されやすく、値段も上がりやすい。
なので、インフルエンサーが関わるNFTをリリース段階で狙う、もしくはホワイトリストを獲得しにいくのは戦略として良いのです。
例えばイケハヤさんがマーケ担当をつとめるCNPはリリース直後に直後に完売し、その後値上がりしました。

具体的にいうと100倍~200倍になってます。
- リリース価格:0.001ETH(200~300円)
- 平均フロア価格は0.26ETH(5~6万)
このプロジェクトを初期で獲得できた人はかなりの爆益を得たはず。
このようにインフルエンサーや有名人が本気でマーケティングするNFTをリリース時点で購入すると利益が稼げるのです。
その③:Giveaway企画でNFTを入手する
またGiveaway企画で無料でNFTを入手するのも手です。
確率は低いですが、無料なので「投資資金が溶ける・・」なんてリスクはありません。
ツイッターの検索窓に[#giveaway]と入力するか、Discord等で探すのが良いでしょう。
【Opensea版】NFT Giveaway企画のやり方・送り方・受け取り方を完全解説します
この記事はOpenseaでNFTアートのGiveawayのやり方を知りたいひと向け。NFTのGiveawayについて、企画のやり方・送り方・受け取り方をまとめて解説します。
その④:高速MINT botを活用【エンジニア向け】
高速MINT botを自作することで、NFTのリリース直後に大量に安いNFTを獲得できます。
そこでゲットしたNFTを売却することで爆益を上げる方法です。
ただ最近はウォレットごとに購入限度が決まっていたり、Bot対策がされてるプロジェクトもあるので、そのあたりは要リサーチです。
その⑤:短期売買を繰り返す
ラストは投資スタンスの話です。NFTを転売する際、短期売買をした方がリスクがありません。時間軸としては1日~1週間くらい。
理由としては次の2つです。
- ①:回転率が落ちる。
- ②:プロジェクトの盛り上がりが続かない可能性
「リリース直後にゲット、その後すぐ売却」を繰り返すヒットアンドアウェイ的な戦法。
いちばんおいしい部分だけを得て、すぐに売却した方が回転率があがり、かつ値下がりリスクも避けられる。なのでトータルの利益では増えますよ。
【補足】価値のあるNFTは持ってるだけで儲かる
最後に転売からは少し離れますが「価値のあるNFTを長期保有」でも稼げます。
リアルに価値があり、盛り上がるNFTプロジェクトはホルダーなだけで儲かるのです。
例えばBAYCはホルダー向けに1000万円分のエイプコイン(#APE)をエアドロしてます。
BAYCが独自トークン発表!
・発行枚数10億枚
・NFTホルダーに1.5億枚配布
・残りはエコシステムの形成、寄付、ファウンダー報酬に
(»引用ツイート)
このように転売する過程で運営者の話を聞き、将来的に有望でエアドロが貰えそうであれば、短期売買ではなく長期保有するのもありでしょう。
NFT転売(せどり)で失敗するひとの3つの特徴

続いてNFT転売で失敗するひとの3つの特徴をご紹介します。次のとおり。
- 特徴①:好みで売買するNFTを決める。
- 特徴②:二次流通で高くなったNFTを買う。
- 特徴③:運営者の実力、コミュニティを軽視
特徴①:好みで売買するNFTを決める。
初心者にありがちなのは、自分の好みで購入するNFTを決めること。
「ファンだから応援したいだ」という場合は良いですが、転売目的なのであれば、切り離して考えるべきです。
NFTの99%のプロジェクトは売って終わり、その後のリセールは期待できないからですね。
運営者はしっかりしてるか、マーケティングに力を入れてるか等、仕入れる際は、しっかりリサーチしましょう。
特徴②:二次流通で高くなったNFTを買う。
またリリース後すでに値段が高くなったNFTを仕入れるのも失敗しやすい。
初期価格は安くても、その後人気が出て数万円で買うのは投資資金が付きやすいですし、損失が大きくなるので避けましょう。
繰り返しですが、安いリリース価格のNFTをゲットするのがポイントです。
特徴③:運営者の実力、コミュニティを軽視
記事の前半でもお伝えしましたが「運営者やコミュニティの本気度」「マーケティング担当」のパワーを軽視してはいけません。
いい作品かという視点だけでなく、良いひとが運営してるかもしっかり見てNFTを購入するのがポイントです。
その他
そのほか、転売できない・売れないNFTを購入するのもNGです。そのあたりは以下の記事でまとめてますので、参考にしてください。
NFTアートが売れない7つ理由【コレクター視点から考察】
この記事ではNFTアートが売れない理由と買いたくなるNFTコレクションを、Openseaで実際にNFTを買うコレクター視点で考察しました。
NFT転売のメリット
ここまでの話を読み「NFT転売、なんだか少し稼げそう」とイメージできたかと思います。
NFT転売がNFTビギナーにおすすめなのは以下のメリットがあるからです。
- その①:NFTアート制作は不要
- その②:マーケティング・運営不要
- その③:まだ参加者が少ない
NFTビギナーでも制作技術やマーケティング、コミュニティ運営の手間なく稼ぐこともできます。
とはいえ、今は参入者が少ないので稼げてる、そう思ってます。
NFTを購入してる日本人が1万人もいないと言われてますからね。少数なひとがウハウハ状態になってる訳ですね。
なので、もし迷ってるのであれば、今後参入者が増えて稼ぎにくくなる前に、あなたもNFT売買に参入するのが良いでしょう。
NFTの購入方法・買い方

最後にNFT転売をスタートしたいひと向けに、NFTの購入手順を整理しときましょう。
次のとおりです。
NFTを購入手順4STEP
- 手順①:イーサリアム(ETH)を購入
- 手順②:MetaMask(メタマスク)にETHを送る
- 手順③:MetamaskとOpenSeaを接続
- 手順④:OpenseaでNFTを買う
「イーサリアム?」「MetaMask?」というひともいるかもですが、下の記事でそのあたりの基礎知識から実際の手順までを超・丁寧に解説してます。
実際にNFTを購入する際は見ながら進めてみて下さい😊
【OpenSea】NFTアートの買い方|初心者向けに丁寧に解説
この記事はNFTアートを買いたいひと向け。NFT取引を行う筆者がOpenSea(オープンシー)でNFTアートを買う方法・購入手順4ステップを丁寧に解説します。基礎知識から丁寧に解説するので、記事を読み終えると、あなたもNFTを買えるようになりますよ。
ポリゴンNFTを購入したいひとは
ポリゴンチェーンのNFTを購入したい場合はこちらの記事「【簡単】Polygon(ポリゴン)NFTの購入手順」を参考に進めてみてください。

ポリゴンETHやMATICの入手が若干大変かもですが、見ながらならできるはず。注意点もまとめてますよ😊
【簡単】Polygon(ポリゴン)NFTの購入手順【買い方を丁寧に解説】
今回の記事ではPolygon(ポリゴン)NFTの買い方をNFT初心者向けに「超」丁寧に解説します。注意点もお伝えするのでぜひご覧ください。
【Q&A】よくある質問

NFTの売買を始めるひとが抱えるよくある質問にもお答えしていきます。
質問①:初期費用・手数料はいくら必要?
購入するNFTの値段にもよりますが、ざっくり2万円ほどです。内訳は次のとおり。
- ①:メタマスクへのETHの送金手数料(1,000~3,000円)
- ②:NFT購入時の手数料※ガス代(5,000円~10,000円)
- ③:NFT自体の値段(ものによる)
また意外と盲点なのがNFTを売る際の手数料。

NFTを売る際には下の手数料がかかるので、この手数料を踏まえて値付けをするようにしましょう。
- マーケット利用料:2.5%
- クリエイターのロイヤリティ:最大10%
【Opensea】NFTの初期費用・手数料はいくらかかるの?【購入/出品ごとに解説】
この記事はNFTの初期費用・手数料がいくらかかるのか知りたいひと向け。僕もNFTを始める前は、同じことで悩み、ググってました。今回はそんな僕のようなひと向けに、購入と出品で分けて丁寧に解説してます。
質問②:転売(せどり)は禁止・違法じゃない?
違法じゃないです。大丈夫です。
チケットの違法転売とは異なり、そもそもNFTには二次流通(転売)という文化があるからです。
NFTの転売、せどりで怒られた人を筆者は見たことがありません。
③:税金はかかりますか?計算が大変そう。
もちろん税金はかかります。利益に対し、税金がかかります。
クリプトに詳しい税理士(村上ゆういち)さんいわく、「年末に全利確」がもっともおすすめとのこと。
これ本当におすすめで、DeFi、DEX、取引所多すぎてわからない人は年末に全利確です
仮想通貨同士の損益は通算できるので、年末の売却後の残高−年始からの投資額=利益になります
ただし、年明け時点でも仮想通貨ノーポジが条件です! https://t.co/ZRlsGEUKWU
— 村上ゆういち@魔税理士 (@Jeanscpa) September 15, 2021
僕もこちらを参考に確定申告を行います。
まとめ

今回の記事ではNFTの売買で利益を出したいひと向けに、NFT転売(せどり)で利益を出す具体的なやり方と攻略手法を5つご紹介しました。
NFT転売で利益を出す手法5選
- その①:ホワイトリストでNFTをゲット
- その②:インフルエンサーがマーケ担当のNFTを購入する
- その③:Giveaway企画でNFTを入手する
- その④:高速MINT botを活用【エンジニア向け】
- その⑤:短期売買を繰り返す
さらにNFT転売(せどり)で失敗するひとの3つの特徴もまとめました。
- 特徴①:好みで売買するNFTを決める。
- 特徴②:二次流通で高くなったNFTを買う。
- 特徴③:運営者の実力、コミュニティを軽視
上記踏まえたうえで、NFT転売を攻略していきましょう。
また今後は参入者が増え、利益幅が小さくなる可能性もあります。
「やろうか迷ってる」というひとは、ひとまず準備を整えつつ、ホワイトリストをゲットしたり、ギブアウェイの応募をするのがいいかと思います。
ということで今回の記事は終わり。
それではまた😊
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