【秘密鍵が盗まれた!】メタマスクが乗っ取りに遭った時の対処法

ハッキングされた人「メタマスクの秘密鍵が盗まれて、ウォレットが乗っ取られてるみたい・・。これどうすればいいの?」
今回の記事ではこんな悩みを抱えるあなた向けに『メタマスクが乗っ取られた時の対処法』を解説します。
NFT・仮想通貨を売買する投資家
ウォレットはメタマスクを使用中
記事の内容
【注意】メタマスクの乗っ取り被害が発生中
ヤバイ、、、ウォレット入られた…
— ta2nb.eth (@ta2nb_mkiii) January 31, 2022
現在、メタマスクの乗っ取り被害が多発しています。
原因はいくつかありますが「秘密鍵が盗まれて」資金が抜かれるパターンが特にヤバい・・。

なぜなら複数のチェーンから一気に盗まれるからです!
秘密鍵が取られると以下のように不正操作することも容易なんです・・。
メタマスクのactivity見てて
気づいたら0.01ETHどこかに送金されてた、、しかも二回も😰
»引用ツイート
秘密鍵があると他人があなたのウォレットが複製し、イーサリアムチェーンだろうと、バイナンスチェーンだろうと、その中身を盗んでいきます。
本記事ではそんな乗っ取りにあったときに、被害を最小限に抑える立ち回りをご紹介します。
現時点ですでに乗っ取られてるひとは、早急に本記事の内容をやってみてください!
【秘密鍵が盗まれた!】メタマスクの乗っ取りに遭った時の対処法

メタマスクが乗っ取られた時の対処法は以下のとおりです。
- ①新しくメタマスクを作成して中身を移す
- ②ウォレットに紐づくアカウントの移行を運営に依頼
順にやっていきましょう!
①:新しくメタマスクを作成し、中身を移す
まず乗っ取られたメタマスク内にNFTや仮想通貨が残ってる場合は、すぐに別のウォレットに送りましょう。

まだ救える可能性があるよ!
新アカウントの作成方法
新しいアカウントを作成するときは、秘密鍵が違う別のウォレットを作るのがポイント。
新アカウントの作り方はこちらの記事「【図解】メタマスク(Metamask)複数アカウントの作成方法」で解説してるので、見ながら作ってみてください。
新しいウォレットができたら仮想通貨やNFTを移動させましょう。
仮想通貨の送付方法

ウォレット内の仮想通貨を送りたい場合は、上記のように操作して新しいウォレットのアドレスに送ります。
新メタマスクに送った際に仮想通貨が見えない事がありますが『トークン追加』をすればOKです。
NFTの送付方法

Openseaで購入したNFTの送り方は、上画像のように操作してください!

新しいウォレットのアドレスを入力すればOKです!
②:ウォレットに紐づくアカウントの移行を運営に依頼
メタマスクに紐づいているものがある場合は、移行を運営に相談しましょう。
- ステーキング・Defi
- OpenSeaアカウント
- NFTゲームのアカウント
ステーキングやDefi中の資金を何も考えずに引き出すと、そのまま詐欺師のところに送られてしまいます。
基本的には諦める場合が多いと思いますが、運営側で対処してくれることもあります。

連絡してみましょう!
対処後:秘密鍵が盗まれたウォレットは使わないこと
最後に注意点ですが、盗まれたウォレットは今後使わないようにしましょうね。
なんらかのトラップが仕込まれて、入れた資金が再度盗まれる可能性が非常に高いからです。

絶対に使わないように!
メタマスクを乗っ取りに遭わないための対策
最後に今後メタマスクの乗っ取りに遭わないための対策もご紹介します。
- ①複数アカウント作成する
- ②ハードウェアウォレットを使う
- ③秘密鍵はオフラインで保管すること
- ④メタマスクの他ハッキング事例を知る
二度と被害に遭わないために実践していってくださいね!
①複数アカウント作成する
まず今後は複数アカウントを用途別に分けて使うようにしましょう。
- 用途①:NFT取引用※ポイント
- 用途②:NFT保管用
- 用途③:Defi用
- 用途④:NFTゲーム用

特に重要なのは、NFTの取引用と保管用を分けることです。

取引に使うメタマスクは常にリスクに晒されるので、保管用とは分けるのが良いのです!
②ハードウェアウォレットで保管する

さらに強固に対策がしたいひとは『ハードウェアウォレット』で保管するようにしましょう。
具体的には「保管用メタマスク+ハードウェアウォレット」を持つイメージで、高価なNFTを保管します。
ハードウェアウォレットとは
インターネットと切り離されたウォレット専用デバイスのこと
複数のメタマスクを使ってもPC自体がハッキングされた場合は、全部抜かれるからです。
ハードウェアウォレットならウォレットがインターネットから切り離されてるので、秘密鍵などの重要情報もオフライン管理でき、安全になりますよ。
お金がかかるので筆者は躊躇してましたが、数万~数十万円のNFTが守れるなら全然安いと思い、今は使ってます。
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③秘密鍵はオフラインで保管すること
複数アカウントを作成し、ハードウォレットを作成したら、オフラインで秘密鍵を保管しましょう。
PCやクラウド上に保管してると、どうしてもハッカーに盗まれる可能性があるからです。
紙に間違えないように記載し、自宅の安全なところに保管しましょう!
④メタマスクの他ハッキング事例を知る
秘密鍵が盗まれる以外にも恐ろしいハッキング事例が多数あります。

筆者が特にビビったのは、ビジネスを装ったもの!
過去のハッキング事例を知っとくだけでもかなり防げるはずなので、絶対に目を通しときましょう。油断ならないですからね!
ハッキング事例がわかる記事
まとめ
今回の記事ではメタマスクが乗っ取られたときの対処法を解説しました。
現時点ですでに乗っ取られてるひとは、早急に本記事の内容を実践してくださいね。
対処法
- ①新しくメタマスクを作成して中身を移す
- ②ウォレットに紐づくアカウントの移行を運営に依頼
対処後は、今後メタマスクの乗っ取り被害に遭わないためにも対策をしっかりしてくださいね!
ということで今回の記事は終わりです。
それではまた😊
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