NFT・仮想通貨のバーン(Burn)とは【メリットとやり方を解説】
知りたいひと「NFTをバーンするってどういうことだろう。」
このような悩みに答えます。
この記事を読んでわかること
- NFT・仮想通貨のバーン(Burn)とは
- バーン(Burn)のメリットとやり方
個人投資家27歳男。
ブロガー兼メディアライター
複数のNFTを保有するコレクター
この記事ではNFTや仮想通貨のバーンのメリットと、そのやり方を解説します。
というのも、国内のNFTプロジェクトでバーン(Burn)を仕組みとして組み込むプロジェクトも多く、需要が高くなりそうだと思ったからです。
この記事を最後まで読むことでこのあたりの知識をインプットできます。
それではぜひ最後までよろしくお願いします。
記事の内容
NFT・仮想通貨のバーン(Burn)とは
バーンを直訳すると「燃やす」という意味。
このワードがNFTや仮想通貨などの話で出てくる場合は「トークンの数量を減らすこと」、もしくは「トークンを消すこと」を指します。
後ほど詳しく説明しますが「数量を減らすことで希少性や価値を上げる効果」があります。
身近な例でいうと株式の「自社株買い」の図式に近いですね。
次にこのバーンのメリットと、実際のユースケースを確認していきましょう。
バーン(Burn)のメリットとユースケース
バーンのメリットは次のとおり。
- その①:トークンの希少性が上がる
- その②:危険なNFTを削除できる
順番に解説します。
その①:トークンの希少性が上がる
冒頭でもお伝えしましたが、バーンすることでNFTや仮想通貨などのトークン量を減らせます。
数が減ることでNFTにしても、仮想通貨にしても、そのトークンの希少性・価値を上げるメリットがあるのです。
実際のユースケースを見ていきましょう。
例①:ガバナンストークンのバーン
直近だとSTEPNのガバナンストークンGMTがバーンされたとニュースになってました。(»引用記事)
STEPNの参加者・GMTの保有者が儲かるように、利益還元をする方法としてガバナンストークンのバーンが行われた形です。
例②:マーケティング
他にもNFTコレクションのマーケティング手法としての用途も。
例えば、コレクション10,000体のうち、5,000体をバーンし、単体あたりの価値を高めるなどです。
その②:危険なNFTを削除できる
もうひとつのバーンのメリットは「危険なNFTを削除できる」です。
NFTに触れてると、知らない間にNFTが送られてくることが多くあります。筆者は以下のように何体も送り付けられてます。(笑)
実はこのNFTにはコントラクトに罠が仕掛けられてる可能性が。
なので誤操作して「Unhide」してしまうとウォレットがハッキングされ、最悪ウォレットの中身を失ってしまうことにも。(»参考記事)
なのでコレクターは自己防衛の意味でも、不要なNFTはときどきバーンした方がベターということになります。
NFTのコレクターの場合、こちらの用途の方が多いかと。
NFTが勝手に送られてきたときの対処方法【見覚えのないNFTは削除】
この記事では見覚えのないNFTが勝手に送られてきたときの対処方法を解説します。身に覚えのないNFTは絶対にUnhideしてはいけません。
バーン(Burn)のやり方
次にNFTのバーン方法を確認していきましょう。
では一緒に進めていきましょう。
まず削除したいNFTの左下にある3点マークをクリックして下さい。
その後削除するNFTを選択します。今回は試しに一個消していきます。選択後「Continue」をクリック。
バーン用の下のアドレスをコピペし、「Transfer」をクリックして下さい。
0x000000000000000000000000000000000000dead
メタマスクが自動的に立ち上がるので承認します。※基本的に送られてくるNFTはポリゴンなのでガス代はかかりません。
最後に以下の画面になれば送付完了です。
確認のため送ったNFTの履歴を確認してみると、以下のように「BurnAddress」に入ってました。これで削除完了!
【Q&A】よくある質問
よくある質問についても最後にお答えしていきます。
①:ウォレット内のNFTのバーンにガス代はかかる?
基本的にスパム用のNFTはポリゴンなので、ガス代はかかりません。
一方でイーサリアムチェーンのNFTをバーン用のアドレスに送る際は、ガス代がかかりますね。
②:SolanaのNFTをバーンしたい場合はどこに送れば良いですか?
皆が使ってるバーン用のアドレスは発見できませんでした。
[Solana burn address
]と英語でググったら、海外のひとは自分でゴミ箱用のアドレスを作って、そこに送ってるひとが多いみたいです。
参考記事
まとめ
今回の記事ではNFTや仮想通貨のバーン(Burn)について、概要とそのメリットについてまとめました。
バーン(Burn)のメリット
- その①:トークンの希少性が上がる
- その②:危険なNFTを削除できる
NFTのクリエイター、コレクター双方にとって関係のあるものなので、この機会にやり方まで確認いただければと思います。
ということで今回の記事は終わりです。
それではまた😊
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