株式投資でおすすめの資格は「ビジネス会計検定」の理由【知識と運用リターンは比例しない】

株式投資の資格を知りたいひと「株式投資をするのにおすすめの資格を知りたいなぁ。というか、、、株式投資をするのに資格はあった方がいいのかな?これから、株式投資を始める個人投資家に役に立つ資格を知りたいです。」
このような悩みに答えます。
この記事を読んでわかること
- 株式投資では資格の有無と運用リターンは比例しない現実
- 株式投資でおすすめの資格は「ビジネス会計検定」の理由
この記事を書いているぼくは、株式投資歴2年ほど。
個人投資家として、米国の個別株・ETFを中心に投資し、年利10~20%の利益と年間数万円の配当を手に入れています。
では、簡単に上記を手に入れられたかというと、、、全くそんなことはありません。
「なにもわからない」という状態から、資格・書籍を通じて学んだ結果、今があるといった感じです。
この記事では、資格・書籍を通じて投資知識を増やしたぼくが、株式投資でおすすめの資格をご紹介します。
記事の内容
株式投資では資格の有無と運用リターンは比例しない現実

はじめに、株式投資では資格の有無と運用リターンは比例しない現実をお伝えします。
いっぱんに「証券マン・FPは投資が上手い=金持ち」というイメージがありますが、これは大きな勘違いなんです。
彼らが成功した投資家と思われてるのは、証券会社に勤め、下記の資格を持つから。
- FP:ファイナンシャルプランナー
- 証券マン:証券外務員資格、証券アナリスト
しかし、現実として投資のリターンが高いという話は一度も聞いたことがありません。
考えてみればわかりますが、投資がうまい金持ちなら、サラリーマンとしては働く必要もないわけでして。。
ましてや、おすすめの投資先を人に有料とはいえ、教えるわけもありません。
厳しい現実ではありますが、株式投資では資格の有無と運用リターンは比例しないと、上記の例からも分かるかと思います。
まずは「資格があるひと=運用リターンは高くなる」この勘違いをなくしましょう。
株式投資でおすすめの資格は「ビジネス会計検定」の理由

とはいえ「投資リターンと資格が関係ないから、全く資格が役に立たないのか」というと、それも違います。
個人投資家が学ぶべき最低限の知識や分析法があるからです。
結論からお伝えすると、個人投資家が学ぶべき最低限の知識は「良い企業」と「悪い企業」を見極める知識、つまり企業の財務状況(決算書)を見る知識・分析方法です。
この企業の財務状況(決算書)を見る分析方法は、ファンダメンタル分析
と言われます。
(※財務を気にせず、チャートのパターン(形)から分析する方法は、テクニカル分析と呼ばれる。)
証券マンと違い、投資家のお金を代わりに運用する投資のガチプロ(機関投資家)はテクニカルではなく、ファンダメンタル分析で投資先を決めるのがほとんど。ゆえに、その視点を理解するのは、個人投資家にとっても重要になる。
ファンダメンタル分析の知識、分析方法を知る手段として、資格の勉強に非常に有益になります。
というのも、資格の勉強は①体系的に学べる、②モチベーションになるからです。
では具体的にどんな資格がいいかというと、ぼくは「ビジネス会計検定」をおすすめします。
この「ビジネス会計検定」は、企業の財務状況を見る知識に特化した資格で、ぼくも2020年にビジネス会計検定を取得しました。
具体的には企業選びをするさいに、「この企業投資してみたいけど、財務(健康状態)はどうなんだろう」→「ストーリーだけで中はボロボロの会社か。。今度は成長するかもだけど、いまは危険」てな感じで判断できます。
うだうだ書いてしまいましたが、上記をまとめると以下です。
個人投資家が学ぶべきは「ファンダメンタル分析」 →ファンダメンタル分析には決算書を見る知識が必要 →決算書を見る知識をみにつけられる資格が「ビジネス会計検定」 ※企業の財務(健康状態)が見れるようになる資格
ビジネス会計検定の概要、勉強方法が分かる記事
【合格】ビジネス会計検定3級のまとめ(勉強法・勉強時間)【実体験】
この記事は「ビジネス会計検定について知り、必要だったら勉強したいけど、ないから手をつけていいか分からないよ」という方に向けです。この記事を読むことで、ビジネス会計検定3級の概要、簿記との違い、勉強方法・勉強時間までをイメージできるようになりますよ。
なお、似たような資格に「簿記」があります。
上の記事でもお伝えしてますが、両方とも取得した経験上、簿記は株式投資に使える資格じゃないです。
あくまでも決算書を〝作る〟上で必要な知識を学べる資格になります。
目的別の簿記とビジネス会計検定の違いは以下のようなイメージ。
経理の仕事に就きたい、個人事業主=簿記 個人投資家になりたい=ビジネス会計検定
「企業の決算書を読める個人投資家になりたい」←このような人にはビジネス会計検定がおすすめですね。
自力で学べる人に、資格は不要
ただ、おすすめの資格を紹介しといてなんですが、自力で学べる人には資格は不要です。
以下でも学習できるからです。(便利な世の中になりました。)
書籍で勉強 Youtubeで勉強 他投資家のブログで勉強
投資の知識をつけたい場合に、体系的にまとまってる資格の本を通じて学習し、資格の合格を目標にするのは良い手段です。資格の合格はモチベーションにもなるので。
とはいえ、自力で学べる人には資格は必要なく「投資するなら絶対に資格を取らないと!」こう思う必要はありません。
自分の性格を考え、目標があった方がモチベアップする場合に、資格を活用するのがベスト、大切なのは自力で学び、行動することと理解しましょう。
なお、おまけですが、ホリエモンの多動力を読んでおくと、このあたりの「自力で学ぶこと」のモチベーションがアップします。
また個人的に、自力で学習したい人には米国株投資歴30年以上のじっちゃまの書籍や、おすすめ本が有益です。ファンダメンタル的な視点、決算の重要性を知ることができますので。
ぼくも大変お世話になってます。m(_ _)m
じっちゃまおすすめの投資本12選!【米国株投資歴30年以上】
じっちゃまおすすめの投資本12選をご紹介します。じっちゃまは米国株投資歴30年以上の大ベテラン。じっちゃまの著書を含め、じっちゃまがおすすめする投資本を読むことで、じっちゃまの投資方法を学ぶことができます。学びつつ、あなたの投資に活かして、資産を増やしていきましょう。
まとめ、株式投資を始めるのに資格はいらない
ということで、今回の記事の内容はここまでです。
本記事では、以下の二つをお伝えしました。
- ①株式投資では資格の有無と運用リターンは比例しない現実
- ②株式投資でおすすめの資格は「ビジネス会計検定」の理由
繰り返しになりますが、「資格持ってる=投資がうまい」ではありません。
(証券マン、FPが成功した投資家じゃないことからもわかる。)
とはいえ、企業の良し悪しを見分ける最低限の知識をつけるのは必要。
そのためのおすすめの資格が「ビジネス会計検定」になります。
具体的には、企業の決算書を読む力をつけられます。(経験談)
関連記事【合格】ビジネス会計検定3級のまとめ(勉強法・勉強時間)【実体験】
【合格】ビジネス会計検定3級のまとめ(勉強法・勉強時間)【実体験】
この記事は「ビジネス会計検定について知り、必要だったら勉強したいけど、ないから手をつけていいか分からないよ」という方に向けです。この記事を読むことで、ビジネス会計検定3級の概要、簿記との違い、勉強方法・勉強時間までをイメージできるようになりますよ。
とはいっても、資格の取得はあくまでも投資学習を継続する手段です。
他にも学習をする手段はあります。(書籍、ブログ、Youtubeなど)
自分の性格を理解し、目標がある方がモチベーション高く勉強できる場合に、資格取得を目標にしましょう。
ということで、今回の記事は以上になります。
今回の記事が「株式投資でおすすめの資格はなに?」「ぶっちゃけ資格は必要なの?」と思う方のご参考になれば嬉しいです。
なお、株式投資を「始める」のに資格はいりません。まずは始めて、投資をしながら学ぶのが良いと思いますね。
素敵な投資ライフを送っていきましょう。
それではまた。