Written by ツッキー

株式投資の勉強は意味ない?大丈夫、意味あります!【価値あることを学ぼう】

米国株

株で勝てない投資家「株の勉強をしてるけどなかなか勝てないなぁ、、というか株の勉強には意味があるのか不安になってきた。なにを勉強すれば投資でお金を増やせるんだろう・・。」

このような悩みに答えます。

この記事を読んでわかること

  • 株式投資の勉強は意味ないのか
  • 「株は勉強しても意味ない、無駄だ」と思うひとの勘違い6つとその対策

この記事を書いているぼくは、株式投資歴2年ほどの投資ブロガー。

個人投資家として、米国の個別株・ETFを中心に投資し、年利10~20%の利益と年間数万円の配当を手に入れています。

とはいっても、全く勉強せずに上記の利益・配当を手に入れたわけではありません。

正しい投資知識を学んだことが、資産増・利益に繋がりました。

そんなぼくが「株式投資の勉強には意味がないのか」という疑問に答えるとともに、「株は勉強しても意味ない」と思うひとの6つの勘違いとその対策についてもお伝えします。

それではよろしくお願いします。

記事の内容

株式投資の勉強は意味ないのかという疑問【結論、意味あります】

株式投資の勉強は意味ない?大丈夫、意味あります!【価値あることを学ぼう】

はじめに結論を伝えますが、株式投資の勉強は「意味あり」です。

あたりまえですが、なにも学ばずに勝てる世界ではないからです。

ぼく自身、投資をはじめてから投資に関する本を読み漁りましたし、投資に関わる資格の勉強もしました。これが今の投資に対する考え方、銘柄選びの基本になってます。

とはいえ「株を勉強しても勝てなかったけど・・」というかたが大半かと思います。

これは学ぶ価値のあることを学んでいないからです。後述する勘違いとその対策を理解することで、投資で少しずつ利益を得られるようになります。

学ぶ価値のある投資知識を学んでいきましょう。

「株は勉強しても意味ない」と思うひとの勘違い6つとその対策

「株は勉強しても勝てないから意味ない・・」と思ってるかたは以下6つの勘違いをしてます。

  • ①日本株が安全
  • ②誰かが「絶対に儲かる銘柄を教えてくれる!」と思ってる
  • ③短期トレードで儲けようとしてること
  • ④テクニカル分析で儲けようとしてること
  • ⑤勉強すれば絶対に儲かる
  • ⑥インデックス投資であれば勉強はいらない

それぞれをもう少し深堀りし、対策についても一緒に考えていきましょう。

①日本株が安全

「日本株が安全」この勘違いにより投資の勉強が報われない投資家が多いです。

というのも、日本株は米国株と違い、上がったり下がったりを繰り返す銘柄が多いので。

そのために、勉強して投資先を決めても、「全然儲からない・・」なんてことになります。

一方で、米国株であれば右肩上がりで成長する銘柄に投資すれば、右肩上がりで資産も増えます。

そもそも世界全体で見た場合、米国のシェアが50%ほどなのに対し、日本株は10%ほどのニッチな市場です。

まずはメイン市場の銘柄に投資するのが王道でしょう。

このあたりの米国株と日本株の違いについては、バフェット太郎さんの本「バカでも稼げる 「米国株」高配当投資」に面白く書かれています。楽しく読めると思いますよ。

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②誰かが「絶対に儲かる銘柄を教えてくれる!」と思ってる

二つ目の勘違いは「世の中には投資のプロがいて、絶対に儲かる銘柄を教えてくれる!」と思うことです。

冷静に考えればわかると思いますが、もし絶対に儲かる銘柄があったとしても、それをほかのひとに教えるわけはありません。

ぼくが最近見かけたのは、「ウルフ」というトレーダーの言うことに従い投資したひとです。(お金を払って生徒になる。)その結果、700万円の資産がなくなったとのこと。

繰り返しになりますが、もし絶対に儲かる株があったとしたら、自分で投資しますので、それをほかのひとに教えて、お金を取るなんてありえません。

絶対にお金を払って「絶対に儲かる銘柄情報」を買わないようにしましょう。

③短期トレードで儲けようとしてること

「短期トレード=株式投資」と思い、短期トレードの勉強をして儲けようとしてる投資家が多いです。

にも関わらず、短期トレードはギャンブル要素が高いので、儲けられる人が少ないので、「勉強しても儲けられない・・」となるわけです。

実を言うと、ぼくの母親も10年ほどまえに株式投資をやったとき短期トレードを繰り返してたそう。その結果、損をして投資をやめました。

 

長期投資で資産を増やしましょう。

その対策としては、数年~数十年単位で長期投資することです。

歴史的に見ても、米国株で長期投資すれば、損しないことが証明されてます。

短期トレードではなく、長期投資で少しずつ利益を積み重ねるようにしましょう。

④テクニカル分析で儲けようとしてること

テクニカル分析の勉強をして儲けようとしている、これもよくある勘違い。

テクニカル分析に頼って投資をするには危険です。

成長しない企業に投資してしまったりするからです。

テクニカル分析で儲かっているトレーダーもいるけど・・

とはいえ、テクニカル分析で儲かってる凄腕のトレーダーも存在します。なので全く意味のないものとは言えないけど、再現性は限りなく低いので、初心者が手を出すものではないかと。

ちなみに、ランダム・ウォーク理論をによると、株価の値動きを予測することは不可能です。

株価の値動きは、どの時点においても長期的にも短期的にも「上昇と下降の可能性」がほぼ同じであり独立した事象であるから、過去のトレンドやデータによって将来の値動きを予測することは不可能である(wikipedia「ランダム・ウォーク理論」参照))

ファンダメンタル分析を学びましょう。

ではなんの勉強をすればいいかというと、「ファンダメンタル分析」の勉強をしましょう。

ファンダメンタル分析とは
企業のファンダメンタル分析とは、財務諸表、健全性、経営、競争優位性、競合相手、市場などを分析すること(Wikipedia「ファンダメンタル分析」より引用)

ファンダメンタル分析を行い、安定して資産を増やせてる投資家が多いからです。

投資の神様ウォーレンバフェットもファンダメンタルを重視し、投資先を決めています。(»バフェットの銘柄選択術参照)

ファンダメンタル分析は奥が深いですが、以下の2冊くらいを学べばオッケーです。


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⑤勉強すれば絶対に儲かる

勉強すれば絶対に儲かる、これもよくある勘違いです。

この世に絶対ということはありません。

投資の神様と言われるウォーレンバフェットですら、投資で失敗することもあるくらいですからね。

なので、まず「投資に絶対はない」これだけは理解しましょう。

とはいえ「絶対に儲かる投資法をお伝えします。」「勝率○○%の投資法を伝えます。」と世の中にはうたっているひともいます。

見たことがあるひとも多いかと。

残念ながら、これらのひとは全員詐欺師です。
「え、さすがに全員じゃないでしょ」と思うかもですが、全員詐欺師です。m(_ _)m

優良銘柄に投資することで、勝つ確率は上がる

とはいえ、ウォーレンバフェットは安定的に投資で利益を上げてます。これは勝つ確率の高い「優良銘柄」に投資をしているからです。投資先を選ぶさいは優良銘柄に投資するようにしましょう。

このあたりの銘柄の選び方に関しては、バフェットの銘柄選択術で紹介されてます。(銘柄選びのベースとなる考え方が書かれてる。)

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⑥インデックス投資であれば勉強はいらない

「インデックス投資であれば勉強はいらない」これもよくある勘違いです。

なぜなら投資方法を正しく理解できていないことで、以下のような行動をとってしまうからです。

  • 株価の暴落を見て狼狽売り
  • 投資方法を乗り換えたくなる

上記の行動をとるのは、その投資方法を正しく理解できていないからです。

インデックス投資を正しく理解するための名著がすでに世の中にあるので、それを活用するのがいいですね。以下にインデックス投資の理解が深まる本をご紹介します。ご参考に。

インデックス投資が理解できる本2冊


さいごに、意味のある株式投資の勉強で資産を増やせます

さいごに、意味のある株式投資の勉強で資産を増やせます

ということで、今回の記事では「株式投資の勉強には意味があるのか」という疑問に答えました。

なにも学ばずに勝てる世界ではないので、あたりまえですが、結論としては株式投資の勉強はすべきです。

以下に本記事の内容をまとめます。

「株は勉強しても意味ない」と思うひとの6つの勘違い

  • ①日本株が安全
  • ②誰かが「絶対に儲かる銘柄を教えてくれる!」と思ってる
  • ③短期トレードで儲けようとしてること
  • ④テクニカル分析で儲けようとしてること
  • ⑤勉強すれば絶対に儲かる
  • ⑥インデックス投資であれば勉強はいらない

上記の対策と意味ある株式投資の学習

  • ①米国株メインに投資する
  • ②ひとに言われたことに従い投資先を決めない
  • ③長期投資の勉強をする
  • ④ファンダメンタル分析の勉強をする
  • ⑤インデックス投資であっても、投資方法に対する理解を深める

なお悲しい事実ですが、日本の個人投資家の8割が通算でマイナスとのこと。しかし、損をした投資家のほとんどは上の6つの勘違いをしています。

上記勘違いをなくすことで、残りの2割に入ることはカンタンだと思います。

あなたはぜひ上記の勘違い持たずに、学ぶ価値のある投資の勉強を継続していきましょう。

ということで、本記事の内容は以上です。

素敵な投資ライフを送っていきましょう。

それではまた。