Written by ツッキー(Tsucky)

配当金生活はなぜ危険?失敗する人の特徴6選【月10万円得るための資産額も試算】

配当金生活

配当金生活が気になるひと「配当金生活はどうして失敗するのかな?危険なの?配当金生活ができれば最高なんだけどな・・。」

このような悩みに答えます。

この記事を読んでわかること

  • 配当金生活で失敗する投資家の特徴6選
  • 月10万円の配当金を得るためには必要な資産額【具体例で試算】

ぼくは米国の個別株やETFに投資をする個人投資家です。450~500万円ほどを運用しながら、将来的には配当金生活を夢見ています。

ツッキー
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ただ、せっかく配当金生活を実現しても、途中で失敗してしまったら、それまでの苦労が水の泡になってしまいます。

失敗を回避するために、配当金生活に憧れている方、将来的に配当で生活したい!と思っているかたは、失敗する人の特徴とその対策を知っておくことが大切です。

この記事では、配当金生活で失敗する人の特徴とその対策、そして月10万円の配当金を得るためには必要な資産額も具体例を用いて試算していきます。

配当金生活を目指すうえで、ご参考になる記事かと思いますので、ぜひご覧ください。

それではよろしくお願いします。

配当金生活で失敗する人の特徴6選!【失敗を避ける対策もお伝え】

配当金生活は危険なの?失敗する投資家の特徴6選【成功するための具体的な対策まで】

配当金生活に失敗した人は世のなかには相当数います。失敗するケースを知ることで、あなたは失敗しないで、配当金生活を目指せます。

米国株や投資信託の運用を行ってきた経験をもとに、配当金生活で失敗する方の特徴を整理していきます。

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じっくり見ていきましょう。

  • 失敗する人の特徴①配当利回りだけを求めて投資先を決めて失敗
  • 失敗する人の特徴②ひとつもしくは少数の銘柄に集中投資して失敗
  • 失敗する人の特徴③業績が安定しない産業へ投資して失敗
  • 失敗する人の特徴④減配になっても株を売れない
  • 失敗する人の特徴⑤為替のことを考えない
  • 失敗する人の特徴⑥生活費が配当収入を上回り生活が破綻

失敗する人の特徴①配当利回りだけを求めて投資先を決めて失敗

失敗する人の1つ目の特徴は、「配当利回りが高いからという理由だけで、投資先を決めてしまう」です。

これは投資をいままでやっていなかったのに、退職金などでまとまったお金が入った人が陥りやすい失敗パターンですね。

配当生活がしたいひと「お、この銘柄は配当利回りが12%、投資しようかな」

上記のように配当利回りが高い銘柄を見つけたら、まず考えるべきなのは、「どうして配当利回りが高くなっているか」です。

危険な投資先の場合、株価が下がっていることが原因で、配当利回りだけが上がってしまいます。(日本たばこ産業JTなど)

ちなみに、配当利回りランキングなどのキーワードでググって出てくる企業はたいがい株価がさがることで、配当利回りが高くなっている企業ばかりです。

株価が下がる原因は色々ありますが、最も大きな影響を与えるのは、将来の業績見通しが悪くなることです。

数か月~数年先を見て、株価は動く傾向があるので「株価が下がっている=将来業績が下がる」と、他の投資家は予想しているのでは?と考えた方が良いですよ。

対策としては、当たり前ですが、配当利回りだけで投資先を決めないことです。その会社のビジネス、今後も業績が安定かなどを考慮して、投資先を決めましょう。

僕もそのためのお手伝いということで、銘柄分析(企業分析)を行っています。ご参考に
»ファイザーの企業分析

失敗する人の特徴②ひとつもしくは少数の銘柄に集中投資して失敗

次の失敗する人の特徴は、1社もしくは2~3社などの少数の銘柄に集中投資して失敗するです。

株の世界は何があるかわかりません。昨日まで、業績が安定だと思われていた企業でも、突然業績見通しが悪くなり、株価がどんどん下がり、減配なんてこともありえます。

ツッキー
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減配は配当金生活には、死活問題になりますので。

この対策としては「分散投資」がキーワードです。

どういうことかというと、複数の銘柄&セクターの企業に投資しよう!ということです。

具体的に分散投資する方法としては、次の二つ。

  • 個別銘柄の場合は最低でも10社以上投資
  • ETFを活用する投資

上記を意識して、配当金生活を目指すといいと思います。

これなら、もし一社の配当が減配になっても、全体としては1~数%以内の減少なので、だいぶダメージを抑えることができます。

失敗する人の特徴③業績が安定しない産業へ投資して失敗

これは業績が安定しない企業への投資で失敗するケースです。

業績が安定しない産業=配当も安定しない産業で、景気敏感株とも言われます。具体的に以下のような株です。

  • ①自動車株
  • ②鉄鋼・資源株
  • ③素材株

一方、景気にあまり左右されない銘柄のことは「ディフェンシブ銘柄」と呼ばれます。具体的には以下。

  • ①生活必需品
  • ②ヘルスケア
  • ③エネルギー

景気が悪くなっても、歯は磨きますし、お薬も飲みますよね。なので、景気には左右されない特徴があります。

配当生活を送る上では、景気の影響をできる限り抑える必要があるので、ディフェンシブ銘柄多めでポートフォリオを設計するのがおすすめですね。

失敗する人の特徴④減配になっても株を売れない

つづいての失敗する人の特徴は、「④減配になっても株を売れないで失敗」です。

それまで安定して配当を払っていた企業が突然減配する原因は、ほぼほぼ経営状態の悪化です。

ということは、1年や2年では改善されない可能性が高いので、今後も減配が続く可能性があります。

配当=生活費の配当金生活では、減配は致命的になるので、なるべく早めに売って、他の銘柄に乗り換えた方が良いでしょう。

連続増配企業への投資が安心

ちなみにですが、そもそも減配するような企業を避けて投資をすることが重要です。

米国には連続増配企業が多数あることが知られていますし、そのなかから投資先を決めるのがおすすめですよ。

連続増配企業は、今後も安定した配当を出せる構造になっている企業が多いです。なので、今後も配当が安定するはずです。

以下、参考記事ですので、ご覧ください。

参考記事①配当王・配当貴族銘柄一覧!連続増配年数ランキング

参考記事②連続増配銘柄・連続増配年数を調べる2つの方法

失敗する人の特徴⑤為替のことを考えない

配当生活をするうえで、意外と盲点なのが「為替」です。

日本株以外の米国株に投資する場合でも、日本で暮らす僕たちは、日本円に換金する必要があります。(米ドル→日本円等)

米国株の場合だと、ドル円だけを気にしていればいいので、あまり知らないひとが多いですがが、新興国株の場合、為替変動が大きいので、特に注意が必要です。

ツッキー
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アルゼンチンペソやトルコリラの暴落は有名だよね。

配当利回りが高くても、為替での損失が大きくてトータルで見たら、マイナスなんてことも余裕でありますので、新興国株への投資には少し注意がいります。

配当を貰っている通貨の価値が下がったら、日本円に換金した際に、配当金額が激減する、なんてことも余裕でありえますからね。

失敗する人の特徴⑥生活費が配当収入を上回り生活が破綻

さいごの失敗する人の特徴「⑥生活費が配当収入を上回り生活が破綻」になります。

配当金生活をしていくうえで、配当金の収入>生活費であることは必須です。

毎月どのくらいの生活費がかかるのか、将来的に大きな出費はないかと考慮する必要があります。

「配当金で贅沢しちゃえ~」これは完全にNGなので、贅沢したい人には配当生活はぶっちゃけきついです。

配当金の収入>生活費、欲を言えば、配当金の収入>>>生活費になるように、生活をすることで対策しましょう。

ということで、配当金生活で失敗する人の特徴は以上です。

ツッキー
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あなたの陥ってしまいそうな特徴はありましたか?

もしあったら、早めに知れてよかったということで、対策していきましょう。

月10万円の配当金を得るためには必要な資産額【具体例で試算】

月10万円の配当金を得るためには必要な資産額【具体例で試算】

ここまでで配当金生活で失敗する投資家の特徴がわかったかと思います。

つぎに月10万円(年間120万円)の配当金を得るためには必要な資産額を計算していきます。

計算方法

まず計算方法を下記でご説明します。

必要な資産額=年間配当額÷配当利回り÷80%(米国株は約72%)
※正確には79.685%ですが、計算のために80%にしてます。

なお米国株の場合、米国10%→日本20%で二重で税金がかかるので、手残りは約72%に減ります。

(このあたりの計算をもっと詳しく知りたい人は、「米国株の配当はどうやって決まるの?【優良銘柄コカ・コーラで計算】」もあわせてご覧ください。)

みずほFG、三井物産、日本郵政、三菱UFJ、VISA、XOM、VYMで試算

つぎに、多くのひとが投資している銘柄で月10万円の配当を得るために必要な資産額を、試算していきます。

試算結果は次の通りです。(2022年2月9日現在)

銘柄名(ティッカー) 配当利回り 必要資金
みずほFG 4.58% 3275万円
三井物産 2.84% 5281万円
日本郵政 4.90% 3061万円
三菱UFJ 3.33% 4504万円
ビザ(VISA) 0.65% 25641万円
エクソンモービル(XOM) 4.43% 3762万円
VYM(高配当ETF) 2.76 6038万円

みずほFG、三井物産、日本郵政、三菱UFJ、ビザ(VISA)、エクソンモービル(XOM)、VYM(高配当ETF)はどれもメジャーな銘柄なので、たいていの証券会社で投資できますよ。

【よくある質問】インデックス投資で配当金生活はできますか?

また、よくある質問なのですが、結論だけ言うと、VOO(配当利回り1~2%)で配当金生活を送るには、2~3億円の資産が必要になります。

そのため、VOOやVTなどのインデックス投資で、配当金生活を狙うのは、かなりハードルの高い目標と言えます。

以下の記事で、インデックス投資(VOOやVT)で配当生活を実現する具体的な投資方法まで解説してるので、ご参考に。m(_ _)m

参考記事VOOやVTのインデックス投資で配当金生活はできるの?【結論、遠い道のり】

さいごに:配当金生活を実現しよう

配当金生活を成功をさせるために心掛けること

ここまでで、失敗する人の特徴とその対策をご説明しました。

以下でおさらいします。

配当生活で失敗する人の特徴6選

  • 失敗する人の特徴①配当利回りだけを求めて投資先を決めて失敗
  • 失敗する人の特徴②ひとつもしくは少数の銘柄に集中投資して失敗
  • 失敗する人の特徴③業績が安定しない産業へ投資して失敗
  • 失敗する人の特徴④減配になっても株を売れない
  • 失敗する人の特徴⑤為替のことを考えない
  • 失敗する人の特徴⑥生活費が配当収入を上回り生活が破綻

配当金生活を成功させるために心掛ける対策

  • ①配当利回りだけで投資先を決めない
  • ②10社以上の個別株、もしくは米国株ETFに投資する
  • ③減配になったら株を速攻で売って乗り換え
  • ④為替を考慮して投資先を決める
  • ⑤生活費を抑える

さらに月10万円(年間120万円)の配当金を得るために必要な資産額を試算しました。

ツッキー
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具体的な銘柄を用いて計算したので、だいぶイメージできたのではないでしょうか?

ということで、今回の記事は以上となります。

今回の記事があなたの参考になれば嬉しいです。

ともに素敵な配当金生活を目指していきましょう。

それではまた。