【合格】ビジネス会計検定3級のまとめ(勉強法・勉強時間)【実体験】
以下に受験日と合格時のツイートを貼ります。
受験した日のツイート
ビジネス会計検定お疲れ様でした!😊
受けた人いるかな?
就活除くと数年ぶりの試験だったので、新鮮な気持ちになれた!
勉強のモチベーションにもなるし、たまに受けるのもオススメですね☺️#ビジネス会計検定 #久しぶりの試験で緊張— ツッキー💊工場サラリーマン@ブロガーへ進化中🚀 (@tsucky_pharma) October 18, 2020
合格した日のツイート
ビジネス会計検定3級に合格💮
10月に受けたものの結果が今日出ました!TOEICも目標点数700を突破して745点取れたし、学習が形になってきました次は2月の簿記、そのあとのFPも取りたいです!
受験考えてる人頑張りましょう💪 pic.twitter.com/YauAAGa7Gk— ツッキー💊工場サラリーマン@ブロガーへ進化中🚀 (@tsucky_pharma) November 19, 2020
そんな僕がこの記事ではビジネス会計検定の合格に必要なこと、簿記との違いについてまとめていきたいと思います。
ビジネス会計検定3級合格までの流れ
- ①ビジネス会計検定とはなにかを理解
- ②簿記とビジネス会計検定の違いを理解
必要のない資格は取らない方がいい。あなたに必要な資格なのかを上記で判断
- ③ビジネス会計検定3級の試験の概要を理解
(受験要項、試験の難易度、試験範囲、3級合格に必要な勉強時間) - ④勉強方法を確認
- ⑤あとはひたすら勉強するのみ
読者さんへのメッセージ
この記事では「これからビジネス会計検定を知って、必要だったら勉強したいけど、ないから手をつけていいか分からないよ」という方に向けて書いています。
この記事を読むことで、「ビジネス会計検定の概要、簿記との違い、学習の仕方」までをイメージできるようになるはず。
投資の勉強を行う時の大きなモチベーションとなったビジネス会計検定に敬意の気持ちを込めつつ、丁寧に本記事を記していきたいと思います。
疲れてしまうと思うので、あなたのペースで読んでいただければと思います。
それではよろしくお願いします。
記事の内容
ビジネス会計検定とは
ビジネス会計検定は、2007年からスタートした大阪商工会議所が主催する検定資格で、1級・2級・3級があります。(下記公式サイトより引用)
「ビジネス会計検定試験は、財務諸表に関する知識や分析力を問うもので、
財務諸表が表す数値を理解し、ビジネスに役立てていくことに重点を置いています。
あらゆるビジネスパーソンのスキルアップに役立ちます。営業・企画担当者、財務・経理担当者、経営者をはじめ、学生の方にもオススメします。」
カンタンに言うと、この資格は財務諸表の読む力を問う資格です。
ビジネス会計検定の位置づけ・簿記との違い
簿記が財務諸表の作成、ビジネス会計検定が財務諸表の分析(読む力)に重点を置いていることが違いです。
僕は簿記も持っていますが、簿記は仕訳や減価償却の計算・試算表の作成など決算書を作成することを勉強します。一方、ビジネス会計検定は決算書の読むところを問う内容となっています。
ビジネス会計検定と簿記の活用場面の違い
簿記は、仕事として「経理・財務」で働くサラリーマンや、フリーランスなどの日常的に仕訳や決算書作成をする人にとって大切な知識を勉強できますが、僕のような一般的なサラリーマンにはあまり活用の場面がない資格です。
一方、ビジネス会計検定の内容を学習することで、財務分析を行えるようになるので、投資や資産運用を行うすべての人にとって活躍の場面があります。
ここまでビジネス会計検定のことを知って、自分に必要と思った人だけ続きをどうぞ。
ビジネス会計検定の概要
ビジネス会計検定3級の受験要項
受験資格 | 学歴、年齢、性別、国籍に制限なし 希望級から受験可能 連続する級の同日受験可能 |
試験頻度 | 年2回(10月、3月) |
試験時間 | 2時間 |
試験当日の持参物 | 受験票、筆記用具、電卓、身分証明書 |
受験料 | 3級:4,400円(税込) |
受験地 | 札幌、仙台、さいたま、東京、横浜、新潟、金沢、 静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、 広島、山口、松山、福岡 |
ビジネス会計検定3級の試験範囲
- 1.財務諸表の構造や読み方に関する基礎知識
財務諸表とは
貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書の構造と読み方 - 2.財務諸表の基本的な分析
基本分析
成長率および伸び率の分析
安全性の分析
キャッシュ・フロー情報の利用
収益性の分析
1株当たり分析
1人当たり分析
つぎに問題形式、合格基準は下記です。
- 問題形式・制限時間
マークシート方式:2時間 - 合格基準
100点満点で、70点以上の得点
ビジネス会計検定3級の試験難易度
3級の合格率60%前後です。
合格率60%前後と難易度としてはそこまで高くなく、しっかり勉強すれば確実に合格できると思います。僕も受験してみて、難問・奇問はなく、努力がしっかり反映される試験だったと感じました。
下記、これまでの19回~28回(直近)の合格率をまとめたものです。
回 | 合格率 |
第28回 | 67.7% |
第27回 | 70.5% |
第26回 | 62.5% |
第25回 | 59.2% |
第24回 | 62.4% |
第23回 | 61.8% |
第22回 | 58.5% |
第21回 | 70.0% |
第20回 | 65.3% |
ビジネス会計検定3級の合格に必要な勉強時間
すでに持っている知識により差はあると思いますが、僕のような初学者だと100時間くらいかかります。すでに知識がある人であれば、かなり時間は減らせると思います。
学習のイメージ時間
独学でやった場合の勉強時間のイメージは下記です。
- テキスト:30~40時間
- 問題集:60時間(2周)
1日2時間程度の学習時間だと約2か月で十分と思います。僕たち夫婦も100時間くらいの勉強時間で合格しました。
勉強方法
参考書を使った独学でOK
ビジネス会計検定3級は参考書及びテキストを使った独学でOKです。僕の使った参考書及びテキストを下記に紹介します。
ほかのビジネス会計検定のことを紹介するブログを見るとオンラインスクールを使うことを進めている人もいます。
だビジネス会計検定3級であれば参考書及びテキスト(1600円+税)
の二冊で十分です。
もしわからない内容があればググりましょう。
僕はググるか、Youtubeで教えてくれる人の動画を見て勉強していました。
ここまで理解したらあとは、あとは実際に勉強あるのみ
ここまでビジネス会計検定のことを知って、自分に必要だなと思ったら、あとは実際に勉強あるのみです。手元に参考書とテキストを準備して、勉強をスタートしましょう。
合格できなくても有益です【感想】
僕は合格していますが、たとえ合格できていなかったとしてもPL、BS、キャッシュフロー計算書などの企業の決算書が多少なりとも読めるようになっていました。有益です。
ついでに、ブログにもビジネス会計検定で学んだ知識は活きてると実感してますよ。
まとめ
この記事は「これからビジネス会計検定を知って、必要だったら勉強したいけど、ないから手をつけていいか分からないよ」という方に向けて書きました。
ビジネス会計検定試験は、財務諸表に関する知識や分析力を問う内容
簿記は作成するための資格なので目的が異なる資格です。
3級の合格率は60%
難問・奇問はなく、努力がしっかり反映される試験
級合格に必要な勉強時間
- 100時間
- 1日2時間の勉強で2カ月
勉強方法
参考書を使った独学でOK
申込を行う人のために下記にリンクを貼っておきます。必要に応じて使用してください。
ビジネス会計検定試験 | あらゆるビジネスパーソンの仕事に活きる!
あらゆるビジネスパーソンの仕事に活きる!ビジネス会計検定試験
今回の記事がこれからビジネス会計検定を知りたい人の参考になれば嬉しいです。
それではまた。