【米国株】ヒートマップアプリ「FINVIZ」5つの活用法!セクター別・銘柄別に市場状況が一瞬でわかる

米国市場の状況を把握したい投資家「毎日米国市場の状況を把握したいけど、便利なヒートマップアプリはないかな。」
このような悩みに答えます。
この記事を読んでわかること
- おすすめのヒートマップアプリ「FINVIZ」
- ヒートマップアプリ「FINVIZ」の活用方法5つ
結論をはじめにお伝えすると、米国市場の状況を把握するヒートマップアプリは「FINVIZ(フィンビズ)」がおすすめです。
先日以下のようなヒートマップのスクショをツイートしましたが、FINVIZ(フィンビズ)のヒートマップを見ることで、セクターごと・銘柄ごとに市場状況が一瞬でわかるからです。
✅昨日の米国市場のヒートマップ
Apple( $AAPL)の上昇がすごいのが一目瞭然。
こんな時価総額が大きい企業でも、まだまだあがるのか😌 pic.twitter.com/C2fa0EhGWs— ツッキー@投資ブロガー.nft (@tsucky_pharma) December 8, 2021
FINVIZ(フィンビズ)は、米国株投資家がニュースやヒートマップなど株式市場の情報を得るのに、非常に便利に無料ツールです。
本記事ではヒートマップアプリ「FINVIZ」の活用方法5つご紹介しますよ!
スマホ向け無料アプリのお知らせ
本記事ではFINVIZの使い方を紹介しますが、スマホなら「moomoo証券アプリ」も使いやすいです。

日本語にも対応していて、ヒートマップが見やすいんだ!
FINVIZと使い比べて、使い心地を比較してください。
記事の内容
ヒートマップアプリ「FINVIZ(フィンビズ)」の5つの活用方法

ヒートマップアプリ「FINVIZ(フィンビズ)」の活用法を以下の5つです。

FINVIZを使うことで、以下5つの情報を一瞬で得られるんだ!
- ①セクター別・銘柄別のヒートマップ(騰落率)
- ②各銘柄・セクターの規模(時価総額)
- ③中期・長期のパフォーマンスのマップ
- ④米国だけでなく、世界のマーケットのヒートマップ(騰落率)
- ⑤セクターごと・銘柄ごとの配当利回り
それではひとつずつ確認していきましょう。
①セクター別・銘柄別のヒートマップ(騰落率)

FINVIZ(フィンビズ)のヒートマップは、セクター別・銘柄別のヒートマップ(騰落率)の見ることができます。
株価が上昇しているセクターは「緑色」、下がっている銘柄は「赤色」を表示される

株価が上昇する銘柄と下落する銘柄を、ビジュアル的に判別できます。
それと同時に、銘柄はセクターごとにまとまっているので、セクター毎に「今日はヘルスケアが強いな」「今日はIT系が売られてるなー」てな感じで、市場状況を見ることができるわけです。
まとめると、FINVIZ(フィンビズ)のヒートマップを使うことで、銘柄毎・セクター毎の株価の動きをビジュアル的に理解できます。

以下、FINVIZ(フィンビズ)のヒートマップにある具体的なセクターです。
FINVIZにあるセクター
- 公益
- 素材
- 金融
- 不動産
- 資本財
- 情報技術
- ヘルスケア
- 一般消費財
- 生活必需品
- エネルギー
- コミュニケーションサービス
②各銘柄・セクターの規模(時価総額)
続いて、FINVIZ(フィンビズ)のヒートマップの2つ目の特徴として、各銘柄・セクターの時価総額の大きさの違いがビジュアル的にわかることです。
FINVIZ(フィンビズ)のヒートマップでは、時価総額とヒートマップ上の面積が比例してます。
例えば、時価総1兆円の企業の面積を『1』とすると 5000億円の企業では「0.5」、2兆円の企業では『2』となっています。
上記のように、各企業・セクターの規模感が視覚的に理解できるわけです。
各企業・セクターの規模感が視覚的に理解できると「なにが分かるのか」というと、今の米国市場の主役となっている企業、影響力の大きなセクターが一目で理解できます。
アップル(AAPL)やマイクロソフト(MSFT)、Google(GOOGL)を筆頭とするテクノロジー企業が米国の市場を代表する企業だということが一目でわかります。

一方で、エネルギー企業や不動産企業は、面積が非常に小さくいことが分かります。
つまり、米国市場のなかで存在感が薄いことになるわけです。
こんな感じで、ヒートマップの面積の大きさを見ると、存在感のある企業やセクターが一瞬で判断できます。
③中期・長期のパフォーマンスのマップ
FINVIZ(フィンビズ)のヒートマップでは、中期・長期のパフォーマンスのマップも確認することができます。
以下のように、1週間~1年
の各銘柄のパフォーマンスを比較できます。

④世界のマーケットのヒートマップ(騰落率)
さらにFINVIZ(フィンビズ)のヒートマップでは、米国市場だけでなく、世界のマーケットのヒートマップ(騰落率)が見れます。
左側にあるS&P500の下にある「World」を選択することで、以下のようなヒートマップが表示されます。ここで各マーケットの主要銘柄のパフォーマンスが見れる。

⑤セクターごと・銘柄ごとの配当利回り
実は、FINVIZ(フィンビズ)のヒートマップは各銘柄の配当利回りも一瞬で表示できます。
左側のドロップダウンで「Dividend Yield
」を選択します。そうすると、以下のような画面が表示されますよ。

配当を出している銘柄は緑色(利回りが高いものはより明るい緑)
、無配当の銘柄は黒色で表示されます。
配当を出している銘柄と配当利回りが一覧でわかるので、「配当が欲しいなぁ~」と思っている投資家にとって、銘柄選び、リサーチがしやすくなっていますね。
なお、以下のようにカーソルをセクターに合わせると、セクター毎に一覧でも見ることができます。

さいごに、FINVIZは他に活用法あり
今回の記事では米国株のおすすめのヒートマップツール「FINVIZ(フィンビズ)」をご紹介しました。FINVIZには以下5つの活用方法があります。
- ①セクター別・銘柄別のヒートマップ(騰落率)
- ②各銘柄・セクターの規模(時価総額)
- ③中期・長期のパフォーマンスのマップ
- ④世界のマーケットのヒートマップ(騰落率)
- ⑤セクターごと・銘柄ごとの配当利回り
なお、FINVIZ(フィンビズ)はスクリーニングツールとしても有名でして、こちらの記事「【米国株】スクリーニングで成長銘柄を見つける方法!CANSLIMで成長株を発掘しよう!」でスクリーニング方法・条件をお伝えしています。あわせてどうぞ。
【米国株】スクリーニングで成長銘柄を見つける方法!CANSLIMで成長株を発掘しよう!
この記事はスクリーニングで株価が上がりそうな成長銘柄・グロース銘柄を探し出したい人向け。成長株・グロース株を探し出すスクリーニングツールには、「FINVIZ」がベストです。記事を読むことで、スクリーニングツール「FINVIZ」の使い方、成長株・グロース株をスクリーニングで見つける条件【CANSLIM】を理解できます。
今回の記事があなたの米国株投資のご参考になれば嬉しいです。
米国株投資を通じて、資産を増やしていきましょう。
ということで記事は終わりです。
それではまた。